社会福祉主事と社会福祉士の違い|任用資格と国家資格
情報の確認日:2026-10-05
名前が一文字違いでややこしい二つ。社会福祉主事は、福祉事務所などで相談の仕事に就くための「任用資格」。社会福祉士は国家試験に合格して名乗れる「国家資格」です。持っていることの意味がそもそも違います。
ざっくり言うと
社会福祉主事
福祉事務所のケースワーカーなどに任用されるための資格。大学で指定科目を履修すれば得られる。
社会福祉士
相談援助の専門職としての国家資格。国家試験に合格して登録する。
社会福祉主事・社会福祉士の違いを表で比べる
| 社会福祉主事 | 社会福祉士 | |
|---|---|---|
| 資格の種類 | 任用資格(その職に就いて初めて名乗る) | 国家資格(名称独占) |
| 取り方 | 大学などで社会福祉に関する指定科目を3科目以上修めて卒業、または養成機関・講習会を修了 | 福祉系大学で指定科目を学ぶ、または養成施設を経て国家試験に合格 |
| 活きる場面 | 福祉事務所の現業員(生活保護のケースワーカーなど) | 地域包括支援センター、病院、施設、福祉事務所など幅広い |
| 根拠の法律 | 社会福祉法 | 社会福祉士及び介護福祉士法 |
「任用資格」ってどういうこと?
任用資格は、その職に任用されたときに初めて意味を持つ資格です。社会福祉主事の要件を満たしていても、福祉事務所などで該当する仕事に就かなければ、名刺に「社会福祉主事」とは書けません。
市役所の福祉の仕事では
市役所の生活保護のケースワーカーは、社会福祉主事の任用資格が求められる代表的な仕事です。社会福祉士の資格を持っていればその要件も満たせるので、両方の条件を満たしている職員も多くいます。
こんなとき、どっちの仕事?
| こんなとき | 相談・担当する人 |
|---|---|
| 福祉事務所で生活保護のケースワーカーをする | 社会福祉主事(社会福祉士でも可) |
| 国家資格として相談援助の専門性を示したい | 社会福祉士 |
よくある質問
Q. 社会福祉主事は国家資格ですか?
国家資格ではなく、特定の職に就くための任用資格です。
Q. 大学で指定科目を取っていれば社会福祉主事を名乗れますか?
要件は満たせますが、名乗れるのは福祉事務所などでその職に任用されたときです。
まとめ
社会福祉主事は特定の職に就くための任用資格、社会福祉士は国家試験に合格して名乗る国家資格です。
それぞれの仕事をくわしく
出典・公式サイト
制度・試験の内容は改正されることがあります。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。年によって変わる合格率・人数などの数字は掲載していません。