学芸員・司書・司書教諭の違い|博物館と図書館と学校図書館
情報の確認日:2026-10-05
どれも「資料を集めて、守って、人に届ける」仕事ですが、働く場所と資格のもとになる法律がちがいます。学芸員は博物館・美術館、司書は図書館、司書教諭は学校図書館を担当する先生です。
ざっくり言うと
学芸員
博物館・美術館で、資料の収集・保管・調査研究・展示を行う。
司書
図書館で、本の選定・整理・貸出や、調べもの(レファレンス)の手伝いを行う。
司書教諭
教員免許を持つ先生が、学校図書館の運営や読書・調べ学習の指導を担う。
学芸員・図書館司書・司書教諭の違いを表で比べる
| 学芸員 | 図書館司書 | 司書教諭 | |
|---|---|---|---|
| 働く場所 | 博物館、美術館、科学館、資料館など | 公共図書館、大学図書館など | 小・中・高校などの学校図書館 |
| 資格の取り方 | 大学で博物館に関する科目を修めて学士の学位を得る、または文部科学省の資格認定に合格 | 大学で司書の科目を修める、または司書講習を修了 | 教員免許状を持ち、司書教諭講習を修了 |
| 根拠の法律 | 博物館法 | 図書館法 | 学校図書館法 |
| 立場 | 博物館の専門的職員 | 図書館の専門的職員 | 教員(授業や学級担任と兼ねることが多い) |
「学校司書」と「司書教諭」はちがう
学校図書館には、先生である司書教諭のほかに、図書館の仕事を専門に担う「学校司書」が置かれることがあります。司書教諭は一定の規模以上の学校に置くことが法律で決められていて、学校司書は配置に努めるものとされています。
資格を取っても働き口は少なめ
学芸員と司書は大学で資格を取る人が多い一方で、専門職としての採用枠は多くありません。自治体の採用試験や、非常勤・任期付きの求人から経験を積む人も多い仕事です。
こんなとき、どっちの仕事?
| こんなとき | 相談・担当する人 |
|---|---|
| 美術館で展覧会を企画したい | 学芸員 |
| 市立図書館で本を選び、調べものを手伝いたい | 司書 |
| 学校で読書指導と図書館の運営をしたい | 司書教諭(教員免許も必要) |
まとめ
博物館は学芸員、図書館は司書、学校図書館は先生である司書教諭。資格のもとになる法律もそれぞれちがいます。
それぞれの仕事をくわしく
出典・公式サイト
制度・試験の内容は改正されることがあります。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。年によって変わる合格率・人数などの数字は掲載していません。