測量士と土地家屋調査士の違い|同じ「測る」でも目的がちがう
情報の確認日:2026-10-05
どちらも土地を測る専門家ですが、目的がちがいます。測量士は地図づくりや道路・橋などの工事のための測量、土地家屋調査士は土地の境界や建物を調べて登記(不動産の情報の登録)をするための測量と申請を行います。
ざっくり言うと
測量士
国や自治体の地図づくり、道路やダムなどの公共工事のための測量を行う。
土地家屋調査士
土地の境界や建物を調査・測量し、法務局への「表示に関する登記」を代わりに申請する。
測量士・土地家屋調査士の違いを表で比べる
| 測量士 | 土地家屋調査士 | |
|---|---|---|
| 目的 | 地図の作成、公共工事などの基本測量・公共測量 | 不動産の表示に関する登記(土地の分筆・合筆、建物の表題登記など) |
| 独占業務 | 基本測量・公共測量に技術者として従事するには測量士・測量士補の登録が必要 | 表示に関する登記の調査・測量・申請代理 |
| 主な職場 | 測量会社、建設コンサルタント、建設会社、官公庁 | 土地家屋調査士事務所 |
| なり方 | 測量士試験に合格、または大学などで測量を学び実務経験を積んで登録 | 土地家屋調査士試験に合格して登録 |
| 根拠の法律 | 測量法 | 土地家屋調査士法 |
家を建てたときの登記の分担
新しく家を建てると、まず建物の位置や大きさを登録する「建物表題登記」が必要で、これは土地家屋調査士の担当です。そのあとに所有者を登録する「所有権保存登記」は司法書士の担当になります。
こんなとき、どっちの仕事?
| こんなとき | 相談・担当する人 |
|---|---|
| 隣の家との土地の境界をはっきりさせたい | 土地家屋調査士 |
| 新しい道路を作るための測量 | 測量士 |
| 家を新築したので建物を登記したい | 土地家屋調査士(所有者の登記は司法書士) |
まとめ
地図や工事のための測量は測量士、土地の境界や建物の登記のための調査・申請は土地家屋調査士。
それぞれの仕事をくわしく
出典・公式サイト
制度・試験の内容は改正されることがあります。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。年によって変わる合格率・人数などの数字は掲載していません。