行政書士と社会保険労務士の違い|許認可は行政書士、労働・社会保険は社労士
情報の確認日:2026-10-05
どちらも役所に出す書類のプロですが、得意な窓口がまったく違います。建設業の許可や飲食店の営業許可なら行政書士、社員の社会保険や雇用保険なら社労士。会社を作ると両方にお世話になることも珍しくありません。
ざっくり言うと
行政書士
許可・認可の申請書など、官公署に出す書類を作る。
社会保険労務士
労働保険・社会保険の手続きと、労務管理の相談を受ける。
行政書士・社会保険労務士の違いを表で比べる
| 行政書士 | 社会保険労務士 | |
|---|---|---|
| おもな窓口 | 都道府県・市区町村、出入国在留管理局など | 年金事務所、ハローワーク、労働基準監督署 |
| よくある依頼 | 建設業許可、飲食店・古物商などの営業許可、在留資格の申請、遺言書・契約書 | 社員の入退社の手続き、就業規則の作成、助成金、給与まわりの相談 |
| 相手の書類を作れない | 労働・社会保険の手続き書類は扱えない | 許認可の申請書類は扱えない |
| 根拠の法律 | 行政書士法 | 社会保険労務士法 |
外国人を雇うときの分担
外国人の社員を雇う場面がわかりやすい例です。在留資格の申請は行政書士(申請取次の届出をしている人)、雇ったあとの雇用保険や社会保険の手続きは社労士が担当します。
両方の資格を持つ人も多い
会社の手続きをまとめて引き受けたいと考え、行政書士と社労士の両方の資格を持って事務所を開く人もいます。依頼する側からすると、窓口が一つで済むのは楽です。
こんなとき、どっちの仕事?
| こんなとき | 相談・担当する人 |
|---|---|
| 建設業の許可を取りたい | 行政書士 |
| 初めて社員を雇うので社会保険の手続きをしたい | 社会保険労務士 |
よくある質問
Q. 行政書士は社会保険の手続きを代行できますか?
できません。労働保険・社会保険の書類作成と手続きの代行は社労士の業務です。
Q. 行政書士と社労士、どちらの試験が受けやすいですか?
行政書士試験には受験資格の制限がありません。社労士試験は学歴や実務経験などの受験資格が必要です。
まとめ
役所の許可は行政書士、社員の労働・社会保険は社労士。会社の手続きでは、両方が登場することがよくあります。
それぞれの仕事をくわしく
出典・公式サイト
制度・試験の内容は改正されることがあります。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。年によって変わる合格率・人数などの数字は掲載していません。