弁護士と司法書士の違い|裁判・借金の相談はどっちに頼める?
情報の確認日:2026-10-05
どちらも法律の専門家で、裁判所に関わる仕事もします。大きな違いは「代理人として扱える範囲」。弁護士は法律事務のほぼすべてを扱えますが、司法書士は登記が中心で、裁判の代理には金額などの制限があります。
ざっくり言うと
弁護士
法律トラブルの代理人。交渉から裁判まで、依頼人の代わりに戦う。
司法書士
登記と裁判書類の専門家。一定の条件で小さな裁判の代理もできる。
弁護士・司法書士の違いを表で比べる
| 弁護士 | 司法書士 | |
|---|---|---|
| 主な仕事 | 訴訟・交渉の代理、刑事事件の弁護、契約書のチェックなど法律事務全般 | 不動産・会社の登記、裁判所に出す書類の作成、供託 |
| 裁判の代理 | すべての裁判所で代理できる | 法務大臣の認定を受けた「認定司法書士」は、簡易裁判所で扱う訴額140万円以下の民事事件の代理ができる |
| 刑事事件 | 弁護人になれる | 弁護人にはなれない |
| なり方 | 司法試験に合格し、司法修習を終える | 司法書士試験に合格し、研修を経て登録 |
| 根拠の法律 | 弁護士法 | 司法書士法 |
借金の整理(債務整理)ではどう違う?
借金の減額や返済の交渉は、弁護士なら金額に制限なく扱えます。認定司法書士も扱えますが、1件あたりの金額が140万円以下のものに限られます。
自己破産や個人再生の申立てでは、司法書士は裁判所に出す書類の作成を担当でき、本人に代わって手続きを進める代理人になれるのは弁護士です。
登記は司法書士の得意分野
家や土地の名義変更、会社の役員変更などの登記は司法書士の中心的な仕事で、弁護士も法律上は扱えますが、実際には司法書士が担当することがほとんどです。
こんなとき、どっちの仕事?
| こんなとき | 相談・担当する人 |
|---|---|
| 交通事故の相手と示談がまとまらない | 弁護士 |
| 家族が逮捕された | 弁護士 |
| 相続した土地の名義変更 | 司法書士 |
| 貸したお金50万円を返してもらう少額の裁判 | 弁護士、または認定司法書士 |
まとめ
争いごと・裁判・刑事事件は弁護士、登記と手続き書類は司法書士。小さな民事の裁判なら認定司法書士に頼める場合もあります。
それぞれの仕事をくわしく
出典・公式サイト
制度・試験の内容は改正されることがあります。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。年によって変わる合格率・人数などの数字は掲載していません。