海上保安官と海上自衛官の違い|「海の警察」と「海の防衛」
情報の確認日:2026-10-05
どちらも船に乗って海で活動する国家公務員ですが、所属と役割がちがいます。海上保安官は国土交通省の海上保安庁に所属する「海の警察・消防」、海上自衛官は防衛省の海上自衛隊に所属し、国の防衛を担います。
ざっくり言うと
海上保安官
海の治安を守り、海難救助・海上交通の安全・海洋調査などを行う。
海上自衛官
艦艇や航空機で日本の海を守り、災害派遣や国際協力も行う。
海上保安官・海上自衛官の違いを表で比べる
| 海上保安官 | 海上自衛官 | |
|---|---|---|
| 所属 | 海上保安庁(国土交通省) | 海上自衛隊(防衛省) |
| 主な任務 | 海上の警備・取り締まり、海難救助、海上交通の安全、海洋調査 | 日本の防衛、警戒監視、災害派遣、国際平和協力 |
| 性格 | 警察機関(軍隊ではないと法律で定められている) | 防衛組織 |
| なり方 | 海上保安大学校・海上保安学校の試験に合格して学ぶ | 防衛大学校、一般曹候補生、自衛官候補生などの採用試験に合格 |
事件か防衛か
海での密漁や密輸、不審な船への対応、海難事故の救助は、まず海上保安庁が担当します。海上保安庁だけで対応が難しい場合などには、海上自衛隊が海上警備行動などで対応する仕組みがあります。
こんなとき、どっちの仕事?
| こんなとき | 相談・担当する人 |
|---|---|
| 海で遭難した人を救助する | 海上保安官(大規模災害では自衛隊も派遣される) |
| 日本周辺の海の警戒監視 | 海上自衛官(海上保安官も巡視を行う) |
まとめ
海の治安と救助を担う警察機関が海上保安庁(海上保安官)、国の防衛を担うのが海上自衛隊(海上自衛官)です。
それぞれの仕事をくわしく
出典・公式サイト
制度・試験の内容は改正されることがあります。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。年によって変わる合格率・人数などの数字は掲載していません。